掘り出せ!未来のエンジニア!
「メカメカほりほり」は、近年問題となっている子どもたちの「理科離れ」という課題に取り組むことから始まりました。 ただ教科書を読むのではなく、遊びを通して自然に科学や技術に触れてほしい。そんな想いから、子どもたちに大人気の「恐竜」と、 ものづくりの象徴である「工学」を掛け合わせた、まったく新しい体験プログラムを考案しました。
本プロジェクトは、2025年の「福井発!ビジネスプランコンテスト」学生の部において、 「工学の認知」を目的としたプランとして提案されました。
福井県は「恐竜王国」として有名ですが、私たちはそこに「3Dプリンタ」や「NFC(近距離無線通信)」といった最新技術を組み合わせました。 子どもたちが発掘体験を通して「この化石はどうやって作られたんだろう?」「スマホをかざすとなぜ情報が出るんだろう?」という 疑問を持つことが、工学への興味の入り口になります。
この体験がきっかけとなり、将来工学系の学校へ進学したり、理系人材として活躍する子どもたちが増えること。 そして彼らが次の世代へ科学の面白さを伝えていく、そんな「未来のエンジニア」を育てる循環を作ることを目指しています。
まずは発掘現場(おがくずのプールや専用フィールド)の中から、化石が入った「岩」を探し出します。 シャベルを使って掘り起こす体験は、まるで本物の古生物学者のよう! 岩は企業から提供されたおがくずを活用した特別な素材で作られており、環境にも配慮しています。
見つけた岩を、ハンマーと鏨(たがね)を使って慎重に砕いていきます。 中から出てくるのは、3Dプリンタで精密に造形された恐竜の化石。 従来の体験とは違い、1つの岩に必ず1つの化石が入っているため、「何も見つからなかった」という悲しい思いはさせません。
ここからが「メカメカほりほり」の真骨頂。掘り出した化石にはNFCタグが埋め込まれています。 スマホをかざすと、その恐竜の詳しいデータや生態が画面に表示されます! 「ただの石」が「情報の鍵」になる不思議な技術体験を通じて、工学の面白さを実感できます。